昨日は笠間へ出かけました。
個展「鈴木道之作品展」のPRです。
美術館やギャラリーでお会いした方々がとても良い方ばかりで、
初対面にもかかわらず快く対応してくださいました。
観光客やたくさんの人がやってくる笠間という土地ということもありますが、
「おもてなし」「サービス」という多用されている言葉を超えて
自然に滲み出ているような温かみを感じました。
帰り道に考えたこと。
旅人がコートを脱ぐように、
ほっとして心を落ち着ける安らぎのある場所にしたい。
緑隠雪村庵を。
緑を目で楽しみ、味わい、大地の香りを感じ、鳥の声を聞き、
心に触れる。
自然の懐に抱かれて
新しい力が湧いてくる森と庭を育むこと。
ささやかな日常を大切に思えるように。
と同時に日常から離れた特別な時間になるように。
雪村庵の地を守り、
緑隠雪村庵を魅力ある場所にしてゆくこと。
私に託されている役目を改めて心に刻み、噛みしめています。
まだ始まったばかり。
これからもご指導・ご助言をよろしくお願いいたします。
清宮美香