5/18(土)から「金継ぎ教室」が始まりました。
今回の参加者の皆さんは県内の広い地域から
年齢層も幅広くお集まりいただきました。
また問い合わせもたくさんいただき、ありがとうございました。
主催者としてとても感激しております。
2月に初めての教室を設けましたが、今回はその時より1回多く、
さらに一歩踏み込んだ内容で構成させていただきました。
割れや欠けのある陶磁器に新たな命を吹き込むべく
「金継ぎ教室」の始まりです。
講師は漆作家・菊池麦彦さん(写真左)
第1回目の工程は漆で割れた部分を継ぎ、また欠けの補修をしました。
生徒さんは日々使っているお気に入りの器や陶器の小物
ご自身で焼かれた抹茶茶碗などを持参。
説明には熱心にメモを取り、質問もたくさん出て、
その熱意を受けて菊池さんも力が入っていました。
作業が進むにつれて、余裕がでてきて
それぞれが持ってきた器の話などで打ち解けました。
嬉しいことに午後の部には若い女性も多いのです!
古くからの技法に興味をもっていることや、ものを大切にしていること、
同世代としても共感できます。
さて、最後にはお茶の時間。
ここからはリラックスタイム。
先生を囲んで、漆や金継ぎについて会話が弾みました。
つぎは6/1(土)、継いだ部分に金や錫で加飾をします。