久しぶりに古巣の天心記念五浦美術館に行きました。
職を離れてからも、様々な機会でお世話になっていましたが、
今回はイラスト展を見るためです。
北茨城は県内で遠くない場所ですが
離れてみて思うことはやっぱり「ふるさと」
港からの潮の香り
田植えを終えたばかりの田に泳ぐ鯉のぼり
小雪が舞う花園神社の正月
二ツ島から登る朝日
五浦海岸に打ち寄せる波は 遠く太平洋へと繋がって
先人達が見ていた風景を 私たちも同じように感じることができる
津波は住まいも海岸線沿いの松並木も二ツ島もなぎ倒しました
恵みをもたらしてきた海
言葉もありません
その海から、立ちのぼる希望を見た思いです。
「きたいばらき震災記」の表紙絵です。
そして「ふくふく神」の襖絵
是非、見ていただきたいです。
いしざわよしこさんのイラスト展
「語り継ぐもの - いしざわよしこイラスト展」
茨城県天心記念五浦美術館 展示室B
7/7(日)まで
緑隠のガラス展も7/7(日)で終わり
それぞれの七夕に願いを込めて…
追記
帰り道、ひとつの大切な歌が心の中に流れました
畠山美由紀「わが美しき故郷よ」
この曲、そして朗読は何度聴いても胸がいっぱいになります。