2014年10月31日金曜日

看板屋たけちゃん!

「緑の」入口の看板が届きました!
笑顔のその人は「看板屋たけちゃん」

とても気さくな方で
自由な発想と個性を大切にされているのが
お話や作るものから滲み出ています。

製作期間や材料などいろいろ制約のあるなかで
とても素敵なものに仕上げていただきました。

トンボが立体になりました!
かっこいい!
























ロゴデザイン  TRUNK
看板製作    看板屋たけちゃん

Special Thanks
木工       沢田義治



土台となった栃の木は
今は亡き清宮の祖父の工房にあったものです。
いつか何かを作ろうと残していたのだろうと思います。
親と子、そして次の世代に続く者として、カタチにしたい。
その思いから始まった看板づくり。
たくさんの人の手を経て、
まもなくお披露目になります。

着付けレッスン 伊織印 

オーナーの
「普段の暮らしの中で、気軽に着物を楽しみたい!」
私の
「来年の初詣は着物で!」
そんな言葉から始まった着付けのお稽古。

例えばNHK朝の連続テレビ小説
このところの「ごちそうさん」「花子とアン」、そして「マッサン」
着物を着て暮らしていた時代の着こなしに目がゆきます。

晴れの場に出かける装いの前に
日常の中で楽しむ着方を覚えたいですね。


11/9(日)13:30~ 
着物着付け倶楽部 「伊織印
ー半巾帯で楽しむ着物ー

参加費 2,000円(要予約)
持ち物 着物、半巾帯、その他に長襦袢など

ご一緒にいかがでしょうか。
ご参加お待ちしております。


2014年10月29日水曜日

秋の贈り物

東京では木枯らし1号が吹いた、と聞きました。
ここ常陸大宮も朝晩はだいぶ冷え込むようになりました。

今朝は「緑の」にツルウメモドキの贈り物が届きました。

先日お客様から枝をいただきまして、
店先に飾っているのですが、
今回はお客様が門の軒先でとてもすてきに飾ってくれたのです。

震災で割れてしまった米川さんの花器は
偶然の産物とも言うべき独特の造形になりました。
その切れ込みから自由に伸びる枝。

秋らしい風情になりました。




















I 様、いつもありがとうございます。


2014年10月15日水曜日

猿島郡の和紅茶

皆さんは「和紅茶」をご存知でしょうか?

紅茶と言えば、イギリスやインド、中国のものと思っておりましたが、
日本でも紅茶は作られています。

紅茶の茶葉は日本茶と同じものですが、
製造の工程が変わることで、「紅茶」と「緑茶」、「烏龍茶」に仕上がります。
もちろん、緑茶には緑茶の品種
紅茶には紅茶に合う品種があります。

茨城県猿島郡の長野園では
在来種を有機質肥料で育て、紅茶にしています。

日本茶の在来種、、、
現在の日本茶のルーツで、種から育つ過程で土地にあった強いものだけが生き残ってきた
自然と土地が作るブレンド茶です。
ですが、全国の茶園でも3%に満たない栽培面積で、年々減ってきているといいます。

長野園では、子供やお年寄りも安心して飲めように、
有機質肥料のみで栽培、新芽の柔らかい部分のみを原料にし、
紅茶専用の製茶ラインで少量づつ丁寧に作られています。

そんな自然にも人にも優しい和紅茶をお召し上がりいただけます。

また、自宅でも楽しめるように茶葉もご用意しました。
ご家庭でもお楽しみください。

2014年10月11日土曜日

立原亜紀子さんの飴釉鉢

秋色の器が少しづつ入荷しています。

立原亜紀子さんの飴釉鉢 22cm、18.5cm、15.5cm















器の内側に大きなしのぎが入っていて
飴色の落ち着いた色味と相まって
暖かい風合いがあります。

大きなお鍋でじっくり煮込んだ料理や
根菜の温野菜なんかを食べたい感じ。

3つの大きさは重ねると入れ子のようになるので
収納にも便利です。
セットにして、是非贈り物に。

立原亜紀子さんの花型プレート

先日、茨城町の友人からたくさんの栗とかぼちゃをいただきました。
私が栗が大好きなことを知って、毎年届けてくださるのです。
とても美味しい栗で、
この10年作り続けている渋皮煮を作ろうと思います。

さて、木の実のたっぷり入ったケーキや
紫芋のモンブラン、いちじくのタルト、、、
そんな秋のおいしいお菓子がぴったりのプレートが入荷しました。















立原亜紀子 花型プレート 21cm

柔らかい生成色が果物やお料理によく合います。
形が紋章のようにも見えて、
清らかで神聖な印象を受けます。
秋から冬にかけてのしっとりとした雰囲気におすすめです。

2014年10月9日木曜日

10月8日

今日は特別な一日になりました。

歩き出した「緑の」の鼓動を肌で感じました。

実は、肝心のお店の入口看板がまだ製作中なのです、、、
木工の方、看板アーティストの方
様々な方の手を経て、完成に近づいております。
回り道をして、時間がかかる選択をしましたが、
刺激的な出会いと、それに触発されるように
いいものに仕上げたいというワクワクに押されています。

-「緑」は「縁」という漢字に似ていますね-
これは、デザイナーさんからの言葉です。

お店を通して、沢山のものづくりの方と出会いました。
そして、アイデアを出し合いながら、ひとつのことを作ってきました。
そんなエピソードを話していている時に、
デザイナーさんに受け取っていただいたこの場所の印象に、
自分でも改めて気づいたのでした。

これからも「縁」が結ばれてゆきますように。
そして今つながっている糸をしっかりと携え、やがて大きなものを編み出せますよう。

感慨に浸りながら一日を終え、夜空を見ると
皆既月食がくっきりと見えました。

みなさんもご覧になりましたか?


2014年10月6日月曜日

大切なお知らせ

皆さま、お久しぶりです。
前回書いてから1カ月近く経ちました。

今日は大切なお知らせがあります。

緑隠雪村庵はオープンからまもなく10年目を迎えようとしています。

これまでを振り返り、またこれから先を見て、
私たちの考えていることや伝えたいことが
より明確にお店に反映できればと考えていました。

そこでこの機会を期に新しい気持ちでスタートすることになりました。

10月8日からは店名を「緑の」として
スタートします。

この名前はこのブログ「みどりのノート」と
お客様へ届けているお便り「みどりの手紙」そして
隠雪村庵の漢字一文字をとって名付けました。

私たちと、この場所、みなさまを結んでいる
「キーフレーズ」です。

新しいスタートとは言え、これまで同様
展示やワークショップを企画し
また、寛ぎの場所としてお茶もご用意しております。

みなさまの声を受けて
これまで以上に魅力ある場所づくりに努めてまいります。

これからもどうぞよろしくお願いいたします。
変わらず、ご愛読いただければ幸いです。

清宮