6/8(土) 金継ぎ教室の最終日
前回は漆で継いだ陶磁器に金や錫で加飾をしました。
最終日の工程は、生漆で粉を固める作業でした。
はみ出ていたり、余分についている粉を木砥で修正して
輪郭をすっきりさせます。
その後、上から生漆でなぞり、乾燥すれば完成です。
漆の乾燥には一定の湿度が必要となります。
空気中の湿気で漆の成分が固まり、それが乾燥させるということだそうです。
なんとも不思議です。
漆の仕事には普段聞きなれない言葉が登場します。
「こくそ」「ろいろ」「さびうるし」・・・
耳だけで聞いていると「?」となってしまいますが、
未知の世界に触れているようで、それもまた楽しいのです。
参加された方も皆さん本当に熱心でした。
菊池さんのレクチャーをしっかりと聞いていて
質問がどんどん飛び出して、充実した3日間でした。
皆さんの声に応えて
また開催できればと思います。
興味がある方は是非ご参加くださいね。