2019年2月27日水曜日

今年もえびらのシーズン到来!

すっかりご報告が遅くなりましたが
1月のえびらワークショップの模様です。
次回は3月に開催を予定しておりますが、
定員になっているため、キャンセル待ちです。
都合が合わず、参加を見送っている方もいらっしゃると思いますので
教室の雰囲気が伝わればと思います。


「えびら」とはこの地域で「おかめ笹」という竹を使ってつくる籠。
おかめ笹は刈り取ると水分が抜けて折れやすくなるので、
3日以内に編まなくてはなりません。
採る→編む→完成、採る→編む→完成という作業になります。

枝や葉をすべて落として、ひご状にしたもので編んでゆきます。

今回は2日間の教室で、1日目は刈り取り、2日目は編むという流れ。
2日目の会場が緑のでした。

今回も主催・講師を務めているのは
常陸大宮市地域おこし協力隊の松原枝里さん。
自作のはんてんに身を包み
(御前山地区で綿も育てているそう!)
前回から更にわかりやすい図解やサンプルを持って
教室のスタートです。

諸沢地区でえびらを作られている会沢さんと
御前山で「おひさま農園」を営む岸さんが
きめ細かくサポートされていました。

お昼は「まるSUN農園」の里いもカレーと自家製ピクルス。
岸さんのホーリーバジルティーもいただき
すっかり寛ぎましたが、作業は午後まで続きます。

完成形に近づくとそれぞれのえびらの形が見えてきます。
材料は同じですが、大きさや高さが違うので
「脱衣かごにしようかな」「猫のかごにしようかな」、、、、
使うシーンを考えながら
6つのえびらが出来上がりました。