皆さま、お久しぶりです。
この一週間の間にイベントが続き、ようやくこのノートを開くことができました。
まずは「金継ぎ教室」のご報告です。
(私も砥部焼のそば猪口を直しました)
今回参加された方の中には調理師の方がいらっしゃいました。
介護の施設でお料理を作っているそうですが、
金継ぎを覚えて、割れたり欠けてしまった食器を
自分の手で直したいと、参加されました。
施設での食事は漆や陶磁器を使っていて
たとえ割れてしまうことがあっても
簡易の食器ではなく、
本物の器で食事をいただくことを大事しているとのことでした。
きっとその思いは料理や器を通じて
施設のみなさんにも伝わっているのではないでしょうか。
毎回の教室の最後にはお茶の時間があります。
集中した作業の後にリラックスしながら話ができるのも
少人数での教室だからできること。
今後も続けてゆきます。