先日、益子の田代倫章さん、鈴木宏美さんの工房へお邪魔しました。
益子の中心地から少し離れた自然に囲まれた場所
入口にある大谷石の建物は
その昔タバコの葉を乾燥する小屋だったそう。
この日はコスモスがお出迎え。
小雨が降る中、靄に包まれて幻想的に咲き乱れていました。
お二人はご夫婦ですが、それぞれのものづくりをされています。
工房の中は各制作スペースに分かれていて
道具類もやはりそれぞれ使い勝手のよい場所に納められていました。
今回は田代さんに
土を練るところからロクロまでの作業を見せていただきました。
きりりとした形が特徴の作品も
最後は手ロクロを回して仕上げる。
手仕事の温かみが残る、と田代さんはおっしゃいました。
土作りの話、釉薬のこと
私の素朴な疑問にもひとつひとつ真面目に応えてくれました。
その丁寧さが作品に宿っている気がしています。