勢司さんこと
勢司さんの作ったものを見ていると
とても気持ちがいいのです。
潔く、清々しい心持になります。
勢司恵美さんは竹工芸の歴史が深い大分県で修業ののち
地元行方で独立されました。
材料となる真竹を切り出し、竹ひごを作り、編む。
素材から関わる一貫したものづくりをされています。
かご、ざるをはじめ
門松やお祭りで使うもの、鯉のぼりのお飾りなど
「竹」で作られているあらゆるものを作られるそう。
そういったお話を聞いていると
茶道やお花、祭事、農業、身近な暮らしに欠かせない素材で
日本の文化と竹は深く結びついていること実感します。
裏山や河原には竹が生い茂り、
昔から日本画にもたくさん描かれているし、
少し前まではもっと身近に竹製品があったはず。
勢司さんも古く昔に編まれたものを集めて
「勉強になる」とお手本にしたり
だんだんと少なくなっている職人さんに
編み方を教わることもしばしば。
自身のものづくりだけではなく
もっともっと大きなものを見据えているように思えてなりません。
長い長い竹を倒して運ぶワイルドな力仕事に
細やかな手先の作業。
その人柄も男前のような、女っぷりがいいような
不思議な魅力を持ち合わせています。
話していて好きなことの話になると
「あははは」と笑う勢司さん、とてもチャーミングです。
竹かごが送られてきた箱に書かれた似顔絵
とてもよく似ています
勢司恵美 ブログ
http://emiseishi.blog.fc2.com/
2017年1月27日金曜日
2017年1月21日土曜日
勢司恵美さんの竹籠編み教室
2017年1月7日土曜日
2017年1月5日木曜日
Happy New Year 2017
新年明けましておめでとうございます。
緑のは本日からの営業となりました。
昨年はみなさまにお越しいただきまして
「再開と再会」で嬉しい限りでした。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
オープンの準備を終えたら、
庭をひと巡り。
年末には蕾だった水仙が満開になっていました。
贅沢にもたくさん摘んで活けました。
花器 鵜沢文明
猪口 沼田智也
鳥絵皿 沼田智也
花器 鵜沢文明
鉄 作者不明
鉄 作者不明
その花の重さで折れてしまった花も。
短く切って、アンティークの銅の器に飾って
お迎えの花に
いろいろな表情の水仙