昔ながらの背負子もいいけれど
こんなものがあったらいいな!の背負いカゴ作り。
肩紐を革素材にすることで、より丈夫で、
使うのが楽しくなるようなものを目指しました。
始めは竹の青と革のそのままの色。
使い込めば次第に味わい深い、使い育てるカゴ
それぞれの素材が引き立てあうように
ワクワクしながらの企画しました。
竹はお馴染みの勢司恵美さん
革は前回勢司さんの青竹教室にも参加してくださった木村英夫さん。
このカゴが出来上がったのも、青竹教室からの始まり
(その話はまた後日)
用意していただいた竹ひごは土台となる28本。
底編み、側面に立ち上がり、縁巻きの仕上げまでこのひごで作れてしまいます。
無駄なくシンプルな構造を、規則正しく4つ目に編んでゆきます。
編み進めるには手先だけではなく足や腰を使い、
全身も道具の一部のようにするので
かご屋の仕事を身をもって体感するのでした。
勢司さんが生徒さんの編み目を直す際の指さばき、、、
見事としか言いようがありません。
革細工の木村さんは趣味が高じて、
革でスーツケースまで作ってしまう凄腕の方。
竹に革を組み込むところや、縁巻きの工夫もしてくださり
他にはないカゴになりました。
出番は後半でしたが、竹のフォローもしてくださり、
男子ひとりの中でも、みなさんとも和気あいあいで
疲れが出始めるラストスパートにも笑いを交えて
完成~となりました!
木村さんの奥様の都子さんお手製のお昼ごはん。
都子さんはお料理の先生なのです!
青ナス、コリンキー、ズッキーニ、枝豆、モロヘイヤ、トマト、ミョウガ
葡萄、、、
夏から秋に変わりゆく旬の味覚がふんだんに盛り込まれていて
集中して編み続けていた体に、優しく染み渡る美味しさ!
後半へ向けて充電完了。